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精進したい大学院生のブログです。 #C++ #Robotics #AtCoder #VSCode

VPNをつなぐとインターネットが劇的に遅くなる時の対処法【MTU調整】

目次

はじめに

この記事は、通常時は快適にインターネットにつなげるのに、VPNをつなぐと途端に通信速度が遅くなる方へ向けた記事です。また

  • 回線が混雑してない時間帯に通信する
  • PC、ルーターの再起動
  • セキュリティソフトを全切りしてつなぐ

などを試してない方は、先にそちらを試すことをお勧めします。

環境

  • Windows10
  • VPNをつなぐと途端にインターネットが劇的に遅くなる

前準備

ここではMTU調整という対処法を試します。原因の詳細を知りたい方はこちら

効果があったか判断するために、まずVPNをつないで、対処法前のインターネットの速度を測定しましょう。
インターネット回線の速度テスト | Fast.com

対処法

  1. 下のバーの「ここに入力して検索」にcmdと入力します。
  2. 「管理者として実行」を選択してください。 f:id:renfukatsu:20200521183440p:plain
  3. コマンドプロンプトnetsh interface ipv4 show interfaceを入力します。 f:id:renfukatsu:20200521183431p:plain
    Wi-FiイーサネットのMTUを変更していきます。
    もとから設定されているMTUの値から28引いた数を新しいMTUとして設定します。
    MTUの値は、以下のコマンドで変更できます。
    netsh interface ipv4 set interface "Idx" mtu="新しいMTU値"
  4. まず、Wi-FiIdx4で、1500-28=1472なので、
    netsh interface ipv4 set interface 4 mtu=1472
    を実行します。(各々自分の環境に合わせてIdx,mtuの値を変更してください)
  5. 同様にイーサネット
    netsh interface ipv4 set interface 2 mtu=1472
    を実行して変更します。
  6. netsh interface ipv4 show interfaceで変更が反映されているか確かめます。 f:id:renfukatsu:20200521183436p:plain

以上でMTU調整の対処法は終了です。下記のリンクで効果を確かめてみてください。
インターネット回線の速度テスト | Fast.com

参考

【初心者向け】 Borland C + Visiual Studio Code の環境設定

目次

はじめに

この記事は、Borland Cの環境で、エディターとしてVisiual Studio Code(以降vscode)を採用しようという方に向けた記事です。

環境

  • Windows10

できるようになること

Borland C のインストール

以下に従い、インストールしてください。

C/C++ 開発環境のインストール

vscode のインストール

  1. vscode のダウンロード画面に行く

  2. windowsのところのボタンを押し、ダウンロードしたexeファイルを実行します。
  3. 基本的にはそのまま「次へ」で大丈夫ですが、「追加のタスクの選択」では、以下の赤を追加でチェックしてください。 f:id:renfukatsu:20200519211726p:plain
  4. インストール完了。

vscode拡張機能

  1. スタート(左下のWindowsマーク)からvscodeを開いてください。
  2. 左の欄の拡張ボタンマークをクリックします。 f:id:renfukatsu:20200519211748p:plain
  3. 入力のところに「Japanese」と入力します。 f:id:renfukatsu:20200519211757p:plain
  4. 「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」をインストールします。
  5. 3.の入力欄のところに「C/C++」と入力し、「C/C++」をインストールします。

ファイル構成

おすすめは以下の写真のように「ドキュメント」内に「johoshori」を作り、その中に「week01」、「week02」と増やしていく方法です。「.vscode」は後述の作業で自動生成されます。 f:id:renfukatsu:20200519211752p:plain

vscodeからBorland Cにパスを通す

  1. 以下のようにして、vscodeでフォルダを開いてください。 f:id:renfukatsu:20200519211736p:plain
  2. Ctrl + Shift + pを押し、「c config」と入力して、「C/C++: 構成の編集(JSON)」を選択してください。 f:id:renfukatsu:20200519204857p:plain
  3. c_cpp_properties.jsonというファイルが自動生成されるので、全文削除して、下の文に入れ替えてください。
{
    "configurations": [
        {
            "name": "Win32",
            "includePath": [
                "${workspaceFolder}/**",
                "C:\\BCC102\\include\\windows\\crtl\\**"
            ],
            "defines": [
                "_DEBUG",
                "UNICODE",
                "_UNICODE"
            ],
            "intelliSenseMode": "msvc-x64"
        }
    ],
    "version": 4
}

Ctrl + sで保存します。

コンパイル環境の設定

  1. Ctrl+Shift+Pでコマンドパレットを開きそこにtaskと入力します。 f:id:renfukatsu:20200526233335p:plain
  2. 「タスク:タスクの構成」を選択し、「テンプレートからtask.jsonを選択」、「Others」を選択します。
  3. task.jsonが自動生成されるので、全文削除して、下の文に入れ替えてください。
{
    "version": "2.0.0",
    "tasks": [
        {
            "label": "compile",
            "type": "shell",
            "command": "bcc32c ${file} -o ${fileDirname}\\${fileBasenameNoExtension}.exe"
        },
        {
            "label": "test",
            "type": "shell",
            "command": "${fileDirname}\\${fileBasenameNoExtension}.exe",
            "group": {
                "kind": "build",
                "isDefault": true
            },
            "dependsOn":["compile"]
        }
    ]
}

Ctrl+Sで保存します。以上で基本的な設定は終了です。

フォルダ、ファイルを作る

C言語のファイルを作ってみましょう。

  1. フォルダを作る。
    画像の赤丸のところを押しweek01を作成してください。この時、.vscode内にフォルダを作らないように注意してください。 f:id:renfukatsu:20200519211729p:plain
  2. ファイルを作る。
    week01を選択し、フォルダを作るときに押したボタンの横にあったボタンを使って、hello.cppを作ります。 f:id:renfukatsu:20200519211741p:plain
  3. 以下をhello.cppに入力してください。実際に手打ちすると補完機能のありがたさを感じます。
#include <stdio.h>

int main(void)
{
   printf("Hello World!\n");
   return 0;
}

書けたら、Ctrl + sで保存します。

コンパイル・実行方法

コンパイルしたいファイルを開いた状態で、Ctrl + Shift + Bを押してください。
自動でコンパイルと実行が行われます。もし、コンパイルでエラーが起きた場合はコンパイルのみが行われます。 f:id:renfukatsu:20200526234837j:plain

参考