VPNをつなぐとインターネットが劇的に遅くなる時の対処法【MTU調整】
目次
はじめに
この記事は、通常時は快適にインターネットにつなげるのに、VPNをつなぐと途端に通信速度が遅くなる方へ向けた記事です。また
- 回線が混雑してない時間帯に通信する
- PC、ルーターの再起動
- セキュリティソフトを全切りしてつなぐ
などを試してない方は、先にそちらを試すことをお勧めします。
環境
- Windows10
- VPNをつなぐと途端にインターネットが劇的に遅くなる
前準備
ここではMTU調整という対処法を試します。原因の詳細を知りたい方はこちら。
効果があったか判断するために、まずVPNをつないで、対処法前のインターネットの速度を測定しましょう。
インターネット回線の速度テスト | Fast.com
対処法
- 下のバーの「ここに入力して検索」に
cmd
と入力します。 - 「管理者として実行」を選択してください。
- コマンドプロンプトに
netsh interface ipv4 show interface
を入力します。
Wi-FiとイーサネットのMTUを変更していきます。
もとから設定されているMTUの値から引いた数を新しいMTUとして設定します。
MTUの値は、以下のコマンドで変更できます。
netsh interface ipv4 set interface "Idx" mtu="新しいMTU値"
- まず、Wi-Fiの
Idx
がで、なので、
netsh interface ipv4 set interface 4 mtu=1472
を実行します。(各々自分の環境に合わせてIdx
,mtu
の値を変更してください) - 同様にイーサネットは
netsh interface ipv4 set interface 2 mtu=1472
を実行して変更します。 netsh interface ipv4 show interface
で変更が反映されているか確かめます。
以上でMTU調整の対処法は終了です。下記のリンクで効果を確かめてみてください。
インターネット回線の速度テスト | Fast.com
参考
【初心者向け】 Borland C + Visiual Studio Code の環境設定
目次
- 目次
- はじめに
- 環境
- できるようになること
- Borland C のインストール
- vscode のインストール
- vscode の拡張機能
- ファイル構成
- vscodeからBorland Cにパスを通す
- コンパイル環境の設定
- フォルダ、ファイルを作る
- コンパイル・実行方法
- 参考
はじめに
この記事は、Borland Cの環境で、エディターとしてVisiual Studio Code(以降vscode)を採用しようという方に向けた記事です。
環境
- Windows10
できるようになること
- 括弧を使うとき、自動で閉じ括弧を補填してくれる。
- コマンドプロンプトを開かずに、ファイルをコンパイルできる。
- エクスプローラーを開かずに作ったファイルが一望できる。
コードを打っているときに補完機能が働く。
簡単なエラーをコンパイル前に出力してくれる。
Borland C のインストール
以下に従い、インストールしてください。
vscode のインストール
vscode のダウンロード画面に行く
- windowsのところのボタンを押し、ダウンロードしたexeファイルを実行します。
- 基本的にはそのまま「次へ」で大丈夫ですが、「追加のタスクの選択」では、以下の赤を追加でチェックしてください。
- インストール完了。
vscode の拡張機能
- スタート(左下のWindowsマーク)からvscodeを開いてください。
- 左の欄の拡張ボタンマークをクリックします。
- 入力のところに「Japanese」と入力します。
- 「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」をインストールします。
- 3.の入力欄のところに「C/C++」と入力し、「C/C++」をインストールします。
ファイル構成
おすすめは以下の写真のように「ドキュメント」内に「johoshori」を作り、その中に「week01」、「week02」と増やしていく方法です。「.vscode」は後述の作業で自動生成されます。
vscodeからBorland Cにパスを通す
- 以下のようにして、vscodeでフォルダを開いてください。
Ctrl + Shift + p
を押し、「c config」と入力して、「C/C++: 構成の編集(JSON)」を選択してください。c_cpp_properties.json
というファイルが自動生成されるので、全文削除して、下の文に入れ替えてください。
{ "configurations": [ { "name": "Win32", "includePath": [ "${workspaceFolder}/**", "C:\\BCC102\\include\\windows\\crtl\\**" ], "defines": [ "_DEBUG", "UNICODE", "_UNICODE" ], "intelliSenseMode": "msvc-x64" } ], "version": 4 }
Ctrl + s
で保存します。
コンパイル環境の設定
Ctrl+Shift+P
でコマンドパレットを開きそこにtask
と入力します。- 「タスク:タスクの構成」を選択し、「テンプレートからtask.jsonを選択」、「Others」を選択します。
- task.jsonが自動生成されるので、全文削除して、下の文に入れ替えてください。
{ "version": "2.0.0", "tasks": [ { "label": "compile", "type": "shell", "command": "bcc32c ${file} -o ${fileDirname}\\${fileBasenameNoExtension}.exe" }, { "label": "test", "type": "shell", "command": "${fileDirname}\\${fileBasenameNoExtension}.exe", "group": { "kind": "build", "isDefault": true }, "dependsOn":["compile"] } ] }
Ctrl+S
で保存します。以上で基本的な設定は終了です。
フォルダ、ファイルを作る
C言語のファイルを作ってみましょう。
- フォルダを作る。
画像の赤丸のところを押しweek01
を作成してください。この時、.vscode内にフォルダを作らないように注意してください。 - ファイルを作る。
week01を選択し、フォルダを作るときに押したボタンの横にあったボタンを使って、hello.cpp
を作ります。 - 以下を
hello.cpp
に入力してください。実際に手打ちすると補完機能のありがたさを感じます。
#include <stdio.h> int main(void) { printf("Hello World!\n"); return 0; }
書けたら、Ctrl + s
で保存します。
コンパイル・実行方法
コンパイルしたいファイルを開いた状態で、Ctrl + Shift + B
を押してください。
自動でコンパイルと実行が行われます。もし、コンパイルでエラーが起きた場合はコンパイルのみが行われます。